2016-10-03

腰椎椎間板ヘルニアに効果的なツボを紹介した海外のレポートです

鍼治療

前回に引き続き
腰椎椎間板ヘルニアについての記事を
ご紹介します。

椎間板ヘルニアの原因は
大きく2つあり、

1つは加齢による
水分やハリが失われたことで
壊れやすくなり

デスクワークや立ち仕事で
重力がかかり続けることで
症状が出てしまうもの。

もう一つは
激しいスポーツをしたり
重たい荷物を持ったことで

急激な痛みとともに
発症するものです。

主な症状としては
以下のようなものがあげられます。

①坐骨神経痛

坐骨神経は脊柱から
臀部~大腿部を通り
足の裏につながる太い神経です。

この神経の圧迫により
臀部から下肢にかけて

しびれのようやだるさ、痛みが
出る場合があります。

②腰痛

腰痛の約85%は
原因不明とされていますが、

残りの15%は
椎間板ヘルニアと診断される
ことが多いようです。

この場合の腰痛は
激しい痛みが続くケースが
多いようですが、

手術が必要なものは
ほんの少数にすぎません。
③感覚障害
知覚神経が圧迫されることで起こります。

左右で感覚が違ったり、
感覚が鈍いと感じることが
あるようです。

④足の冷え

椎間板ヘルニアによって
足の冷えにつながるケースも考えられます。

腰の神経は
運動・知覚・自律神経が集まり、

この中の自律神経が
圧迫されると

血行が悪くなり、
下肢の冷えや血色の悪さに
つながることもあるようです。

⑤筋力低下

運動神経が圧迫された場合に
起こることのある症状です。

特につま先などの足元の症状で
気づくことがあります。

つまづきやすかったり、
足首の動きが鈍くなるなど

最初は気づきにくい
症状ともいえるでしょう。
⑥排尿障害や頻尿・便秘

これも筋力低下と同様で、
症状が進行したときに
現れる症状です。

これは膀胱に繋がる神経が
圧迫されることで起きる
症状の一つです。

このような代表的なもの以外でも
様々な症状があるようです。
治療方法は保存療法や手術が
一般的とされていますが、

この記事では
腰椎椎間板ヘルニアに

腹部にあるツボが効果的だ
という結果が出ています。
上海鍼灸ジャーナルに掲載された
He氏らの研究によるものです。
〜〜〜〜〜
腰椎椎間板ヘルニアに
前腹部のツボが効果的だという
仮定のもと行われました。

メインの治療には
下記のツボを使用しました。

Shuifen (CV9):水分
Qihai (CV6):気海
Guanyuan (CV4):関元

そして、そして症状に合わせて、下記のツボを使用しました。

・急性椎間板ヘルニアの場合
Shuigou (GV26):水溝
Yintang (MHN3):印堂
・長期にわたる椎間板ヘルニアの場合
Qixue (KD13):気穴
・一般的な腰痛の場合
Wailing (ST26):外陵
Qixue (KD13):気穴
Siman (KD14):四満

・座骨神経痛を併発している場合は、Wailing (ST26):外陵(患側のみ)
Qipang:奇穴(气旁)
Xiafengshidian:奇穴(下風湿点)Xiafengshixiadian:奇穴(下風湿下点)
3週間の治療の後に症状の改善率を調査したところ、医学的に良好な結果となり、症状が大幅に改善しました。

〜〜〜〜〜

今回の研究は
腹部にフォーカスした
記事となっています。

このように医学的に
結果が明らかになることで、

今後の医療にも
大きな影響をもたらしてくれる
気がします。

広い年層で
多くの人が腰痛という
悩みを抱える中で

このような治療を通して
一人でも多くの

患者の負担が減ることに
期待していきたいですね。

引用:Health CMI 2016年8月16日
http://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1670-acupuncture-found-effective-for-lumbar-disc-herniations

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