2017-03-09

【うつ症状に鍼灸が効くというアメリカの研究】

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海外鍼灸ニュースの宮﨑です。

うつ病は現在増えている疾患の一つであり、身近な病気になりつつあります。

うつ病とは、日常的に

感じる気分の落ち込みとは違って、一時的な症状ではなく言葉では言い表せないほどの辛く沈んだ気持ちが長く続くことです。

1日中感じる辛い症状が2週間以上続いて仕事や日常生活に支障が出るようになるのが特徴です。

神経伝達物質、神経ホルモンとは、通常脳内でバランスを保ちながら分泌されるものであり、脳や体の機能を上手くコントロールするために働いています。

うつ病に関わっていると言われているのは、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどです。

うつ病になって病院にかかると抗うつ剤が処方されますが、抗うつ剤の副作用もありますので服用する際には注意が必要です。副作用が現れる時期として、投薬を始めた時がもっとも強く出て、症状は次第に治まっていきます。

ですから、副作用が出たからと言ってすぐに止めるのではなく、少し様子を見る必要があります。

メジャーな症状としては、眠気や便秘、口の乾きがあります。気分の悪さがしばらく続くケースもありますので、辛い時には医師への相談が必要です。

うつ病になると脳の細胞の萎縮が起こると指摘されていますので、適切な治療を受けることはとても大切です。

以前にもなどかうつ症状に鍼灸が効くという研究をご紹介していますが、今回はアメリカでうつ患者を対象に行われた研究をいくつかご紹介します。
アメリカでは約1900万人がうつと診断され、全人口の9.5%にものぼるそうです。
そういった状況から、うつ患者を減らすために
鍼灸にも大きな期待が寄せられているそうです。

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・アメリカ国立衛生研究所(NIH)の資金援助により、アリゾナ大学で行われた研究
うつ病患者に対して鍼灸の効果をランダム化した二重盲検法で調査し、12回の治療により70%の患者の症状が半分以下に減少するという結果となりました。

「鍼灸が脳の神経伝達物質と神経ホルモンを放出し正常な状態にすることにより、脳の科学的構造を改善する」という結論を出しました。

・ボストンにあるマサチューセッツ総合病院では、抗うつ剤で治療の効果が出なかった患者に対し鍼灸の治療を行なうという研究を行いました。

8週間に渡り週に1〜2回の治療を行なった結果、「鍼灸が安全で効果的な治療法である」という結論に達しました。

・また、最近行われた別の研究では、鍼灸が脳の細胞の萎縮を防ぎ抗うつ効果があるということも発表されています。

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引用:Nevada Appeal 2017年2月14日

Natural Living: New hope for depression patients

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