2017-02-09

【鍼灸がうつ病の脳を正常化するというトルコの記事】

鍼灸 うつ病

鍼灸ニュースの宮崎です。

うつ病とは、気分障害の一種だとされており、意欲や興味が低下した抗うつ状態が続くことをさします。

うつ病の患者数は年々増加傾向にあるといわれており、誰でもかかりうる、身近な病気の一つだと、いわれています。
近年は、うつ病と脳の関係についての研究も多くなり、脳内の神経伝達物質の働きとの関係も指摘されています。
病院でうつ病、あるいは大うつ病性障害と診断された場合、抗うつ剤が処方されることが多くあり、これは脳内環境を調整することが目的とされています。

精神的な落ち込みなどによって、心と体のバランスを崩している時に、脳内の神経伝達系統に働きかけ、安定させるのが、抗うつ剤です。
抗うつ剤の効果は、飲み始めてから大体1、2週間ほどで現れるといわれています。

効果が出始めてすぐに、服用を停止してしまうと再発の可能性が高まるため、医師の指示のもと、服用継続の判断を行うことが大切です。
脳内の神経伝達物質として、ノルアドレナリンやセロトニン、ドーパミンなどが挙げられ、これらがバランスを保ち役割を果たしていることが、心身の健康をもたらすとされています。

脳内環境のバランスを自律できるようになるまで、しっかりと治療を継続していくことが、大切だといわれています。

うつ病は症状の程度や症状が持続する期間によって、大うつ病性障害と気分変調性障害の2つに分類されます。
大うつ病性障害は一般的にうつ病と言われているものですが、希望をなくしたり、集中力が低下したり、興味がなくなったり、以前に楽しいと思ったことがなくなったりという症状が現れます。
この症状は脳の働きの低下や異常などで起こるとされていますが、鍼灸の治療をすることで脳を正常化させるという研究をご紹介します。

〜〜〜〜〜

トルコは抗うつ剤の使用量が世界で第5位であると言われています。
そして、長期の抗うつ剤使用よりも鍼灸の治療を好む人が増えてきました。

First Affiliated Hospital of Guangxi University of Chinese Medicineで行われた研究では、大うつ病性障害の患者に鍼灸が脳の働きを正常化させることが示されました。

fMRI(functionlal magnetic resonance imaging=MRIを利用して脳の活動に関連した血流動態反応を視覚化する方法)によって脳をスキャンし、鍼灸がどのような効果をもたらすか研究したところ、鍼灸は大うつ病性障害に苦しむ患者の脳波のパターンを修復し復元するということがわかりました。

大うつ病性障害は脳が異常な働き、もしくは脳の働きが低下することで起こりますが、鍼灸の刺激によって脳を正常な状態に活動させる働きがあることが、この研究で確認されました。

〜〜〜〜〜
引用:Daily Sabah 2017年1月17日
http://www.dailysabah.com/health/2017/01/17/acupuncture-helps-relieve-symptoms-of-depression

この記事が役に立ったら「いいね!」してね

公式アカウントをフォローして更新情報を受取ろう

関連キーワード