2017-10-06

【1000名以上の症例で証明!喘息にも鍼灸が効果あり】

 

海外ニュースの宮﨑です。

喘息と聞くと、「子どもの病気」というとらえ方をする方が多いかもしれません。

たしかに子どもに症状が出やすい病気ではあるのですが、大人が喘息にならないかというと決してそういうわけではありません。

ただ、大人と子どもの症状や原因には多少違いがあります。まず、子どもの場合原因はほとんどがダニなど外部のアレルゲンへのアレルギーであるのに対し、大人は半数ほどがストレスや生活習慣などで体内に問題を抱えています。

子どもの喘息の場合、治療を続けていれば完治にいたる割合は高く、肺の成長とともに治癒していくケースも見られます。

それに対して大人の場合、喘息を引き起こしている原因物質が特定しづらく、また喫煙などで他の病気を併発したりと重篤化しやすいケースが目立ちます。

治療に当たっては、疾患部位である肺等に直接薬を届ける吸入法(ネブライザーなどで鼻や口から薬を吸入する)がもっとも薬の副作用が出にくいと言われています。

吸入薬もステロイド剤から抗アレルギー剤までを組み合わせ方もさまざまですし、咳止めに漢方の内服薬が処方されることもあります。

いずれの治し方であっても喘息は早期の発見と加療が重要です。とくに大人の喘息においては重篤になる前に治療する必要がありますので、咳やのどが気になったらすぐに医療機関にかかることをおすすめします。

 

以前にも喘息に鍼灸が効果があるという記事をご紹介しましたが、今回は1000名以上の喘息患者を対象とした大掛かりな研究をご紹介します。

 

〜〜〜〜〜

ベルリンのCharite´ Universitätsmedizinで行われ、The Journal of Alternative and Complementary Medicine(代替治療ジャーナル)に掲載された研究です。

 

Benno Brinkhaus医師が中心となり、合計1445名を喘息患者を対象にした研究を行いました。

 

患者は3つのグループに分けられました。

 

グループ1:3ヶ月に渡って15回の鍼灸の治療を受ける(184名)

 

グループ2:通常の治療のみを続ける(173名)

 

グループ3:鍼灸の治療を受けるが、予備調査として経過を観察する(1088名)

 

喘息に関する生活の質を3ヶ月後に、全体的な健康状態と生活の質を治療前、3ヶ月後、6ヶ月後のに調査しました。

 

調査の結果、グループ1の患者はグループ2の患者よりもどの数値においても結果に大幅な改善が見られました。

 

またこの改善は6ヶ月後の追跡調査でも継続しているほか、グループ3の患者もグループ1と同じような結果が出ました。

 

〜〜〜〜〜

引用:Healio 2017年5月16日
http://www.healio.com/family-medicine/complementary-alternative-medicine/news/online/%7B5837e1fd-def6-4fbd-ac93-d4b7c251e9d9%7D/acupuncture-provides-benefits-to-patients-with-asthma

 

この記事が役に立ったら「いいね!」してね

公式アカウントをフォローして更新情報を受取ろう