2017-05-15

【気管支炎に鍼灸が効く】

鍼灸 気管支炎

海外ニュースの宮﨑です。

気管支炎とは気管支に炎症を起こし、咳が続いたりする症状の病気です。

気管支炎は急性気管支炎と慢性気管支炎に分類されます。

通常、発症後3週間に満たない場合を急性気管支炎と定義しています。

急性気管支炎は、細菌やウイルスが気管支の粘膜に感染して発症します。

9割がウイルス性の気管支炎といわれています。

急性気管支炎を起こす主なウイルスにはインフルエンザウイルスやアデノウイルスなどです。

一方、慢性気管支炎を起こす主な原因としては喫煙、受動喫煙、大気汚染などが考えられています。

もし、タバコを吸っているのであれば禁煙を心がけてください。

タバコを吸い続けている限り、気管支の炎症は治まりません。

ヘビースモーカーは急にやめることが難しいでしょうが、まずはタバコの本数を減らすところから始めてみてください。

急性気管支炎の治療方法は、対症療法が中心となって行われます。

対症療法とは患者の症状・体調に合わせた処置をほどこす治療法のことです。

極力、安静にして栄養のある食べ物を摂りながら体力・免疫力をあげていきます。

しかし、症状がひどい場合は「薬」を使用することになるでしょう。

気管支炎の薬には細菌・ウイルスを排除するための抗菌薬、痰を出すための去痰剤や気管支の炎症を抑える薬などがあります。

高齢の方には、細菌感染を防ぐための抗菌薬が使用されたりすることもあります。

薬を服用する場合は、薬の副作用にも注意が必要です。

気管支炎とは咳が止まらない、風邪などと間違われやすい病気です。
急性気管支炎は、風邪の後などに起動が炎症を起こした状態ですが、慢性気管支炎は痰を伴う咳が続く状態をいい、成人・高齢の男性に多くみられます。
この慢性気管支炎に鍼灸が効果があるという研究をご紹介します。

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Shijiazhuang Hospitalで行われた研究です。
高齢で慢性の気管支炎の患者60名を2つのグループにわけて研究を行いました。

グループ1:投薬と鍼灸の治療を受ける
グループ2:投薬と漢方の咳止めを処方される

患者のIgA(免疫グロブリンA)、IgM(免疫グロブリンB)、IgG(免疫グロブリンG)という抗体を治療前後で調査したところ以下のよういに鍼灸が免疫を上げることがわかりました’。

グループ1
IgA 1.82 (± 0.19) g/L → 2.11 (± 0.06) g/L
IgM 1.59 (± 0.18) g/L → 1.89 (± 0.21) g/L
IgG 10.65 (± 0.36) g/L → 12.23 (± 0.15) g/L
グループ2
IgA 1.56 (± 0.67) g/L → 0.93 (± 0.41) g/L
IgM 1.58 (± 0.19) g/L → 1.62 (± 0.22) g/L
IgG 10.67 (± 0.38) g/L → 10.74 (± 0.38) g/L
またグループ1はグループ2よりも症状が緩和し血痰が減るという結果が出ており、鍼灸が気管支炎に効果があると結論づけています。

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引用:Health CMI 2017年4月6日

http://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1730-acupuncture-found-effective-for-bronchitis-relief
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この研究で使われたツボ
Feishu (BL13):肺俞
Geshu (BL17):膈俞
Danshu (BL19):膽俞

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