2017-06-08

【糖尿病性神経障害に鍼灸が効果あり】

鍼灸 糖尿病

海外ニュースの宮﨑です。
まず糖尿病についてですが、これは簡単に言うと血糖値が常時、高い状態にある疾病のとこです。

血糖値とは血中の糖分濃度のことで、血中の糖分は全身の細胞などを働かせるエネルギーです。

糖尿病になると血流が滞りがちになり、特に毛細血管における血流は著しく低下しやすくなります。

更に神経細胞に届けられる栄養、酸素も低下しやすくなります。そのため糖尿病になると出やすくなるのが、糖尿病性神経障害と呼ばれる症状です。

神経障害の症状ですが、まず末梢神経においてこれが出てきた場合は、手足の、特に末端の痺れや疼き、温度変化への気づきにくさなどが代表的な症状としては挙げられます。

一方、体の様々な働きを調節している自律神経においてこれが出てきた場合には、胃のもたれや便秘、下痢、起立性の低血圧、動悸や発汗、痛みに対しての気づきにくさが症状の一例です。

温度変化、痛みに対しての気づきにくさは、病気や怪我の治療を遅らせることの原因であり、それによって神経組織が壊死してしまう、命にかかわる事態になってしまうことも考えられます。

糖尿病性神経障害は、薬で緩和することが可能です。

しかし薬の副作用もあるので、効果と副作用、その発生の可能性などのバランスを考えることが必要です。
以前も糖尿病に関する記事を取り上げましたが、今回は糖尿病に起因する神経炎に鍼灸が効果があるという研究をご紹介します。

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<方法>
糖尿病性神経障害の患者90名をランダムに3つのグループに分けて研究を行いました。
グループ1:手首と足首のツボへの鍼灸の治療
グループ2:身体のツボへの鍼灸の治療
グループ3:西洋医学の一般的な投薬治療

<結果>
グループ1とグループ2は血糖値の血中脂質の代謝の改善、血液粘性の低下、末梢神経機能の復元において、グループ3に比べ大幅な症状の改善がありました。
グループ1とグループ2の結果にはほとんど差異がありませんでした。

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引用:アメリカ国立生物工学情報センター 学術文献検索サイト(NCBI) 2006年3月
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16705843

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