2017-06-05

【クローン病にも鍼灸が効果を発揮】

鍼灸 クローン病

海外ニュースの宮﨑です。

クローン病とは、若い人に発症する事が多い病気で、消化管の至るところに炎症などを起こし、口腔から肛門までのどの部分でも発症する事がある病気です。

また、クローン病は厚生労働省が定める特定難治性疾患に指定されている難病です。

特定難治性疾患については、病気の原因を究明のための研究や治療方法などの研究が進められている疾病で、高額な治療費がかかってしまう病気です。

そのため患者の自己負担を少なくするため治療費の一定額以上を公費で負担してくれます。

クローン病が発病する原因は不明で、炎症が現れる部分が飛び飛びに現れる事や、病状が良くなったり悪くなったりを繰り返していくなどの特徴を持った疾病です。

主な症状は、腹痛や下痢や血便や発熱などが見られ、発症している部位によって症状が違ってきます。

また、腸閉塞を起こすこともあり、そのため体重が減る事もあります。肛門関係の病気を併発する事もあり、腹痛や下痢などが続いたり倦怠感などがある時は医師に相談をしましょう。

クローン病の治療方法には、食事療法や内科的治療や血球成分除去療法や外科的治療などが行われます。

この中の内科的治療でのステロイド製剤の使用は薬の副作用があるので、使用しない方が良いとされています。

クローン病とは厚生労働省が定める特定難治性疾患の一つで、口から校門まで全消化器官に炎症性の潰瘍などの病変ができる原因不明の病気です。

原因不明のため治療が確立されておらず、対処療法が治療の中心となっています。

そんな難病のクローン病に鍼灸が効果があるという研究をご紹介します。

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92名のクローン病の患者をランダムに2つのグループに分けて研究を行いました。
グループ1:鍼灸の治療を行う
グループ2:偽鍼灸の治療を行う
週3回の治療を12週間続け、24週目には追跡調査も行いました。

結果は以下のようになりました。
どちらのグループも治療後のCDAI(クローン病の症状を測る指数)のスコアが治療前に比べ大幅に減少しましたが、グループ1の方がグループ2によりも大幅な改善が見られました。

生活の質においてもどちらのグループにも改善が見られましたが、グループ1の方が良い結果となりました。

グループ1の患者には、ヘモグロビン値の上昇、C反応性タンパク値の減少が見られましたが、グループ2の患者には特に変化はありませんでした。

また、24週目の追跡調査では、グループ1は症状の改善が続いていましたが、グループ2には改善はありませんでした。

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引用:アメリカ国立生物工学情報センター オンライン論文アーカイブ(PMC)2014年8月
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4138481/

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