2017-02-01

【鍼灸の治療でパーキンソン病の進行が緩やかに】

鍼灸 パーキンソン病

鍼灸ニュースの宮崎です。

パーキンソン病は、ひところ難病として取り上げられていました。

それは原因が不明だということが主な理由です。

もちろん人によって進行の程度に差があることは確かですが、現在は様々な治療法が用意されているので、パーキンソン病の進行についてゆっくりすることもできるようになってきています。

したがって、お医者さんとしっかり相談して、適切な対処をすることで、肉体的にも精神的にも余裕を持てるようにすることが大切ということになります。

この点をしっかりと対処していけば、身体が固くなるとか、動きにくいとかという運動障害も軽く済むことができますし、うつ病などの精神症状や立ちくらみが生じやすいといった自律神経症状も軽い程度に抑えることができます。

投薬治療が主なことになりますが、目的は脳の中で不足しているドーパミンを補うことにあります。

そして、様々な抗パーキンソン病の薬があるので、それこそ専門のお医者さんの指示に従い、どのような量を、どのような服薬タイミングで使用するべきかについて決めていただくのが賢明な選択になります。

運動障害が依然と打って変って良くなるとも事例としてあります。

同じ世代の健常人と変わらない生活をできるようになる人もいます。

難病という言葉に惑わされないで、正しい治療法を受けることが何よりも大事だということなのです。

以前にもパーキンソン病に関する鍼灸の効果を調査した研究をご紹介しましたが、今回は投薬治療と組み合わせることで効果が上がるだけでなくパーキンソン病の進行が緩やかになる、と言う研究をご紹介します。
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Shanghai Journal of Acupuncture and Moxibustionに掲載された研究です。

パーキンソン病の患者を以下の2つのグループに分けて研究を行いました。

グループ1:通常の投薬治療に加え、鍼灸の治療を受ける
グループ2:通常の投薬つ治療のみ

結果は、グループ2の効果率が73.3%だったのに対し、グループ1の効果率は87%に上昇しました。
鍼灸を治療に加えることで桜花率が上昇しただけでなく、病気の進行が緩やかになったという結果も報告されています。

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引用:Health CMI 2016年12月2日
http://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1692-acupuncture-slow-parkinson

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この研究で使われたツボ

GB20:風池
LI11:曲池
LI4:合谷
LV3:太沖
KD3:太谿
GB34:陽陵泉
Motor Line (scalp acupuncture):頭皮のツボ、運動神経系

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