2017-01-30

【パーキンソン病患者の歩行が鍼灸で改善】

鍼灸 パーキンソン病
鍼灸ニュースの宮﨑です。

パーキンソン病に鍼灸が効果があると言う研究をご紹介します。

近年では不治の病の代表格とされ、また症状が重症化しない例もあることから、中々その理解が得られず、日々苦労されている方もいらっしゃると思います。

そういった背景があるパーキンソン病ですが、パーキンソン病患者の歩行する姿にはある特徴が見られます。

そもそもパーキンソン病は神経症状において障害が生じるのですが、中でも多いのが、バランス、歩行の困難であり、前方突進や姿勢反射障害に基づく方向変換時の転びやすさ、そして歩行時におけるすくみが挙げられます。

先ほどパーキンソン病患者の歩行には、特徴があると申し上げましたが、通常の平坦な地面では歩行困難になるにもかかわらず、階段では普通に歩けてしまうことがあります。

健全者からすれば疑問に思ったり、病気ではないのかと疑ってしまうような状況になることがあるため、最初に述べた理解が得ることが難しいという一端にもなっています。
また、パーキンソン病自体発病後5年から10年を経て徐々に重症化するため、歩き方のみで一概に判断することが難しいといった問題点もあります。

何にせよ、治療することが困難な病気であり、かつ健全者にとっては理解しがたい症状であることをまず「理解」し、患者への配慮を期待したいと思います。

今回は、患者のバランスや歩行に鍼灸が効果を発揮するというアメリカの研究です。

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アリゾナ大学で行われ、アメリカ神経学会のジャーナル「Neurology」に発表された研究です。

研究はパーキンソン病患者を以下のように分けて行われました。
グループ1:鍼灸の治療を受ける
グループ2:偽鍼灸の治療を受ける

グループ1の患者は、グループ2の患者よりも以下の効果がありました。

・患者のバランス感覚が31%上昇

・歩行スピードが10%上昇

・歩幅の長さが5%上昇

このことからアリゾナ大学の手術神経科では、鍼灸がパーキンソン病患者ののバランスと歩行に効果があると結論づけています。

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引用:Health CMI 2016年12月2日
http://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1692-acupuncture-slow-parkinson

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