2016-04-03

オピオイド(鎮痛剤)の代替治療として鍼灸

鎮痛剤,痛みどめ

今回はアメリカの
オピオイドに関するニュースを取り上げます。

オピロイド依存とはどのようなものか
ご存知でしょうか?

オピロイドは痛みの緩和に対して
使われている薬です。

しかし、この強力な鎮痛薬は
同時に幸福感を与えていきます。

この幸福感を得られることが
過剰摂取へとつながり、
依存症へと発展してしまいます。

大量摂取することで呼吸停止といった
命にかかわる危険性もあります。

依存してしまうと、
・薬が切れたときに不安を感じる
・呼吸が速くなる
・あくび、発汗、涙目、鼻水、
散瞳、胃けいれんな
このような症状が出てきます。

そしてこの後に、
・活動性が高くなる
・警戒感が高まる
・興奮状態が続く
・心拍数の増加
などが出現してきます。

その他の症状としては、
・鳥肌
・ふるえ
・筋肉のひきつり
・発熱・悪寒
・筋肉痛
・食欲不振
・下痢
などが挙げられてきます。

この記事は
アメリカの退役軍人たちの病院である
VA Medical Center(退役軍人医療センター)で、
オピオイド依存を解決するために
鍼灸が導入されつつあるという内容です。

ニューハンプシャー州の新聞Concord Monitorに
2016年3月5日に掲載された

「退役軍人にオピオイドなくして
痛みと戦うのは簡単なプロセスではない」
という掲載されたようです。

オピオイドはケシから作られる鎮痛剤で
強い鎮痛作用のため
手術後の痛みどめなどとしても使われる他にも

米国では退役軍人の痛みを
和らげるためにも使われているそうです。

しかし副作用や依存性も強く
過剰摂取による死亡例が後を絶ちません。

そんな中で、鍼灸がそれに代わる
代替療法として注目を集めたようです。

Concordにあるニューハンプシャー州兵の施設で2016年3月4日、異例に行われた国会の小委員会の公聴会では、このオピオイド依存の問題が取り上げられました。州から選ばれた上院議員が2人とも出席したこの公聴会では、鍼灸などの治療法は痛みを取り除くだけでなく、依存のような問題がないという意見が出され、2時間にも及ぶ会合となりました。

また、この記事では医師の Julie Franklin師の言葉が掲載されています。

「オピオイドのような鎮痛剤が我々が思っていた以上に危険なものであるという認識があることはわかっています。しかし、『もうこの薬を処方することはできないから、あとは頑張って!』と言って患者を突き放すこともできません。従来の医学界が鍼灸などの別の治療法にアプローチしていくことは大きな変化をもたらすでしょう。」

アメリカではこのように、
様々な分野において鍼灸の可能性が研究されています。

また、同様の副作用に関する問題は
当然日本にもあります。

こういった研究の結果によって
鍼灸の可能性がもっと広がることで
悩んでいる患者さんを救うことにつながっていくことでしょう。

 

引用:CM Tuesday, March 29, 2016
http://www.concordmonitor.com/Articles/2016/03/From-Archives/vetsOpioid-cm-030516

※当サイトは海外の鍼灸に関するニュース記事、研究レポート等を引用していますが、鍼灸等の効果効能を保証する、というものではありません。

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