2016-08-29

更年期女性のお悩みに鍼灸が期待できるという海外レポート

高齢女性
ここ近年、

高齢者の生活習慣病とも
呼ばれるようになった

混合型尿失禁に対して
鍼灸治療に期待が持てる記事を

見つけましたので
ご紹介します。

この混合型尿失禁というのは
複数の尿失禁の症状が
同時に現れる症状をいいます。

合併している尿失禁としては

①腹圧性尿失禁
②切迫性尿失禁

この2つが
挙げられます。

腹圧性尿失禁は
中年以降の女性や

出産経験の多い女性などに
多く見られ、

・重いものを持ったとき
・せきやくしゃみ
・腹圧がかかる動作(笑う、声を出す)

このような動作で、
急な腹圧がかかることで、
尿漏れをしてしまいます。

もう1つが、
切迫性尿失禁ですが、

これは、おもに70歳以降の
高齢者に良くみられるものです。

このタイプは、
尿意を感じてから
トイレに行くまでの間に

我慢しきれずに漏らしてしまう
ものになります。

これは男女問いませんが、
特に男性の方が多いと言われます。
尿失禁の定義としては

「他覚的に認められる
尿の不随意な排尿のことで、

社会的・衛生的に何らかのトラブルを
引き起こすもの」

とされています。
原因の根底となるものは
骨盤底の緩みであると言われています。

この骨盤底筋が緩むことで、
膀胱を支えて尿道を締める力が

弱くなってしまうのが原因です。

この失禁は肥満の人は
さらに起こりやすいとも言われます。
症状としては、
・頻繁に尿意を感じる
・トイレまで我慢できずに尿漏れする
・夜中も頻繁にトイレに行く
・咳やくしゃみ、笑った時に漏れる
・スポーツなどで力を入れると漏れる
・階段やさま道で漏れる

などが挙げられます。

治療としては
骨盤底筋を鍛えてることが
とても重要になるので、
体操やトレーニングを
継続することが大切になります。

他にも薬を使った治療も
行われているようですが、

今回は鍼灸の治療でも
混合性尿失禁に効果がある

という研究を発見しましたので
ご紹介します。
この研究は
China Academy of Chinese
Medical Scienceで行われたものです。
〜〜〜〜〜
42名の、41歳から71歳の混合性型尿失禁の女性患者42名(平均年齢58歳)を対象に調査を行いました。

すべての患者が電気鍼灸の治療を受けました。

総合的な効果率は78.6%となりました。
治療の効果は以下のように評価されました。

・回復:失禁がなくなった、もしくは24時間以内の失禁が2g以下と症状が改善した

・効果あり:失禁の評価である ICI-Q-SFで50%以上のスコアの現象があった。また24時間以内の失禁が50%以上減少した

・効果なし:改善なし、もしくは24時間以内の失禁の減少が50%以上だった

研究の間は、投薬もしくは手術などの治療は行いませんでした。

〜〜〜〜〜
この研究で総合的な結果として
効果率が80%近い数値となっています。

鍼灸治療というものが、
ただ効果があるだけでなく、

効果率が高いということにも
注目していきたいですね。

高齢化社会が進む日本にとって、
鍼灸の治療を通して

改善できる症状が
1つでも増えるといいですね。
引用:Health CMI 2016年7月1日
https://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1658-acupuncture-remedies-urinary-incontinence

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