2016-04-03

ニューロパチーと鍼灸と神経再生について

神経炎,ニューロパチー,手足の痛み

ニューロパチーをご存知でしょうか?

ニューロパチーとは、
脳や脊髄から手先足先に伸びる
末梢神経の伝導がうまくできなくなる状態です。
以前までは、神経炎とも呼ばれていました。

末梢神経は、
運動神経、
感覚神経、
自律神経、
この3つに分けられてきます。

これらの神経の障害は、
単体のタイプと複合のタイプに分けられてきます。
多くは感覚神経が障害されてきます。

原因も様々ですが、
炎症性、感染性の原因でおもな疾患をあげると
・ギランバレー症候群
・フィッシャー症候群
・慢性炎症性脱髄性ニューロパチー

そのほかの原因として
・糖尿病性ニューロパチー
・腫瘍随伴性ニューロパチー
・クロウ・フカセ症候群
・膠原病性の血管炎からのニューロパチー
・シャルコー・マリー・トゥース病
・家族性アミロイド多発ニューロパチー
などか挙げられます。

日本でも糖尿病や脊椎損傷などによって引き起こされ
近年、患者数が増えてきています。

糖尿病と診断された患者さんの約11%は
神経障害の合併症を発症し治療をしています。

このニューロパチーの症状は
3種類の神経によって、異なってきます。

【運動神経障害】
筋力の低下や萎縮が起こります。

【感覚神経障害】
激しい痛みやしびれ、麻痺を引き起こし
熱さや冷たさの感覚や、位置関係、
バランス感覚に異常が起こります。

【自律神経障害】
立ちくらみ、排尿障害、発汗異常
などが起こってきます。

これらの症状がすべて起こることではなく、
統計的には感覚神経障害に悩む方が
多いとされています。

このような痛みやしびれは、
ニューロパチーは神経線維の
損傷によって引き起こされます。

そのため、その症状に対して多くの場合は
鎮痛剤が使われています。

しかし、鎮痛剤に痛みを止める作用はあっても
神経を再生させる働きはないため

根本的な改善にはつながらないことが多いようです。

ネバダ州の新聞
Nevada Appealの公式サイトでは

ニューロパチーに鍼灸が効果的であると
2016年1月26日付で掲載されました。

ヨーロッパ・ニューローパチー・ジャーナル
を始めとする数々の研究により、

鍼灸が
ニューロパチーに効果的だ
という結果が明らかになっています。

「試験的かつ毒物学的な病理研究」
という論文によると、

脊髄損傷のあるラットの
神経細胞を再生するのに

鍼灸が効果があった
という結果が出ています

という明るいニュースが発表されています。

この研究では10週にわたって
治療を受けた患者は、

症状が緩和しただけでなく
神経伝導の機能も
改善したと言います。

この結果から、

研究者たちは
鍼灸が神経を再生するのではないか
と推測しています。

鍼灸は全身の自然治癒力を促進させる
と言われています。

古来から、4000年以上もの間
人間本来の自然治癒力を呼び覚ますことにより
人々を治療してきました。

薬で痛みを和らげることも大切ですが、
根本的な治療も必要となります。

この研究は今後の神経再生の分野において
大きな意味を持つことになるのかもしれませんね。

引用:NEVADA APPEAL January 26, 2016

http://www.nevadaappeal.com/newsletter/lahontanvalleynewsletter/20246401-113/natural-living-acupuncture-treats-peripheral-neuropathy#

※当サイトは海外の鍼灸に関するニュース記事、研究レポート等を引用していますが、鍼灸等の効果効能を保証する、というものではありません。

この記事が役に立ったら「いいね!」してね

公式アカウントをフォローして更新情報を受取ろう