2016-05-02

救急のめまいに鍼灸が安全かつ有効だという海外のレポート

緊急時のめまい

Image of senior man suffering from dizziness

めまいに対して、
鍼灸が効果的という記事を
発見しました。

めまいの原因は
・耳の異常
・脳の異常
・その他の異常
この3つが考えられます。

その他の異常を更に分けると
・高血圧症
・低血圧症
・不整脈
・低血糖症
・不安やストレス
・頚椎の異常によるもの
・脱水
・自己免疫疾患
・甲状腺機能低下症

この他にも
様々な原因が挙げられます。
そして、めまいのタイプも
三種類に分けられます。

①回転性めまい
天井がぐるぐる回るような感覚で
吐気などを伴うタイプです。
耳の病気・脳の病気の可能性が
考えられます。

②浮動性めまい
ふわふわと浮いているような感覚で
前庭神経の障害や
回転性めまいの回復期に
現れてきます。

③立ちくらみのようなめまい
目の前が急に暗くなったり遠くなり、
ひどい時は
気を失うこともあります。

脳貧血もこのめまいに
分類されます。

不整脈や低血圧、
貧血や心因性の問題が
考えられます。

めまいに伴い
・突然の吐気
・手足のしびれ
・歩行困難
・難聴
・強い頭痛
・ろれつが回らない
などの症状があるときは

危険を伴うこともあるので
早急に病院へ
足を運ぶようにしましょう。。
対処法としては、
安静にするのが第一です。

身体を締め付けている
ベルトや下着、靴下等を緩め
楽な体勢で安静にします。

病院では
薬が処方されますが、
症状によって様々なようです。
今回台湾の研究で
この様々なめまいに対し

鍼灸は即効性があるという
発表がされたそうです。

台湾の救急外来では
めまいで受診する患者さんが
約4%を占めているようで、

前庭抑制薬や鎮吐剤の
薬を使った治療が行われています。

このような治療は
副作用が強く、
問題になっているようです。

鍼灸がめまいに効くという研究は
今までもありましたが、
救急外来でも有効活用できるという研究は
あまりなかったようです。

〜〜〜〜〜

<方法>
救急科を受診した60名の参加者を、鍼灸を受けるグループと偽鍼灸を受けるグループに分けました。
生命に関わる症状や中枢神経系障害が認められる患者は除外しています。
患者は特定のツボに30分間の鍼灸を治療されました。
評価は以下の方法で行われました。
Dizziness Handicap Inventory (DHI):めまいによる生活の障害の程度を評価する問診票
Visual Analog Scale (VAS) of dizziness and vertigo:めまいの程度を数値化する尺度
heart rate variability (HRV):心拍数変動の観察

<結果>治療直後にVASとHRV、治療1週間後にVASとDHIで結果を評価しました。
VASは治療直後、1週間後ともに、鍼灸を受けたグループに大幅な症状の減少が見られました。。
DHIはあまり違いが見られませんでした。
HRVは高頻度の部分で、鍼灸を受けたグループに大幅な増加が見られました。
〜〜〜〜〜

このことから、
鍼灸がめまいに対し
大幅な変化がみられます。

命に関わる危険性がないときは
このように、鍼灸を通して

症状を緩和させることが
可能になりつつあるようです。

救急外来でも活用できる程の
比較的、短い時間で

鍼灸の効果が望めるというのは、
これから生かされる場面が
増えるかもしれません。

薬による副作用も
心配がないことも

鍼灸が広がる
きっかけとなるといいですね。

引用:アメリカ国立生物工学情報センター 学術文献検索サイト(NCBI) 2015年6月9日http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26055400

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