2017-03-13

【急性虫垂炎に針灸が効果!】

鍼灸 盲腸,鍼灸 虫垂炎

海外鍼灸ニュースの宮﨑です。

あまり一般的ではない病気の名称ですが、実はこの症状は有名な盲腸のことです。

注水が化膿して起こる疾患で、急性虫垂炎が正式名称になります。

異物や糞石などが影響して盲腸が化膿し、炎症を引き起こします。

急性虫垂炎には段階的な症状が見られます。

昔は診断されると早めに盲腸を切り取って治療するのが一般的でしたが、ある程度の段階までなら手術をしない保存的治療が可能なほど、医療技術が進歩しています。

病気の早期発見のためにも特徴を知っておきましょう。

初期症状として多いのが腹痛や嘔吐、発熱です。カタル性虫垂炎と呼ばれており、盲腸の炎症がまだそれほど進んでいない段階です。

抗生物質などの薬剤を使うことで、保存的治療が可能です。

蜂窩織炎性虫垂炎は第2段階の症状です。化膿して盲腸の下にある突起の部分の虫垂に穴があいてしまうようになります。

薬剤による治療は困難ですので、手術して切除します。

最終段階に該当するのが、壊疽性虫垂炎です。組織が死滅してしまい、穴があいた部分から菌が繁殖して、他の臓器に炎症が発生するなどの被害が広がります。

腹膜炎や膿瘍といった病気を発症し、最悪の場合には死亡する危険がある深刻な状態です。

早く手術して切除する必要が出てきます。
少し前までは早期に手術をするのが一般的でしたが、最近では軽度の場合には抗菌薬による保存的治療(いわゆる「薬で散らす」と呼ばれる治療)が選択肢として
見直されています。

この保存的治療に鍼灸や漢方を追加することで効果が大きくなる、という研究をご紹介します。
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Fujian University Hospitalで行われた研究です。
2014年1月から2016年1月までの間に急性虫垂炎と診断された患者76名を対象にした研究です。
急性虫垂炎の急性期に投薬治療で治療できると判断された患者をランダムに2つのグループに分ました。

グループ1:通常の投薬治療を受ける
グループ2:投薬治療に漢方を追加し、さらに鍼灸の治療を受ける

治療のみで手術をすることなく完治した患者の数を効果率として評価したところ、グループ1の効果率は71.05%となり、またグループ2の効果率は94.74%となりました。

このことから、急性虫垂炎の治療に鍼灸を追加することで、手術を回避して完治させることが明らかになりました。

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引用:Health CMI 2017年2月10日

http://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1717-acupuncture-emergency-help-for-appendicitis

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