2016-08-24

生活習慣病とされる高血圧に効果を見せたという海外レポート

高血圧と降圧剤

現在の日本では、
数多くの降圧剤が発売されています。

そのためここ近年
何種類ものジェネリック降圧剤も
どんどん増えてきています。
生活習慣病の一つとされる
高血圧ですが、

血圧が高くなると
心臓に負担をかかるため
重い病気の原因になります。
高血圧の定義としては
「最高血圧が140mmHg、
最低血圧が90mmHg以上」
となります。

高血圧になると
血管に常に負担がかかり、

・血管の内壁が傷つく
・血管壁が硬くなる
このような状態を作ります。

この状態を放置してしまうと
・動脈硬化の促進
・脳卒中
・心疾患(心筋梗塞や狭心症など)
・慢性腎臓病

などの重い病気に
繋がってしまいます。

重大な病気になる前に
早めの受診が大切になります。

平成26年の時点で
高血圧の総患者数は

1,010万800人というデータが
厚生労働省から発表されています。

年間の死亡数は
6,932人。

しかし、
国民の平均血圧が
4mmHg下がることで

脳卒中による死亡を1万人

心筋梗塞による死亡を
5,000人減らせると言われています。
この高血圧を改善するには
降圧剤を服用するのが

主な治療法として
知られていますが、

他にも
・食事の改善
・運動指導
などが行われています。

今回は降圧剤を服用している
高血圧の患者に

鍼灸の治療をすることで
血圧をさらに下げる効果があるという
レポートを見つけました。

この研究は
トルコのGazi University
Medical Facultyで行われたものです。

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降圧剤を少なくとも2年以上服用中の高血圧患者に鍼灸の治療がどのように作用するかを調査するのが今回の研究の目的です。

研究は24名の男性患者、10名の女性患者を対象に行われました。
患者は降圧剤の副作用として、疲労、めまい、衰弱、頭痛、関節痛、不眠、手足の冷え、むくみ、うつなどの症状を訴えていました。
患者は、鍼灸の治療を一ヶ月間1日おきに、計15回治療を受けました。
その結果、収縮期血圧と拡張期血圧に大幅な減少がみられました。

収縮期血圧:163.14 +/- 19.33から129.49 +/- 18.52
拡張期血圧:94.37 +/- 19.70から79.31 +/- 7.87
また、副作用を抑えるという結果も出ています。
この研究は血圧降下に対する鍼灸と投薬の比較をするものではありませんが、少なくとも鍼灸が降圧剤を服用している患者の血圧を低下させるということを示しています。

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このように、
血圧に影響を与えるということが
この研究で明らかになっています。

生活習慣病の1つとして、
問題となっていることからも、

鍼灸というのが
今後どう生かされるのか
期待が持てそうです。

予防医療という面でも、
運動や食事の改善に加え、

鍼灸などを通して
身体のメンテナンスという
一つの方法として、

もっと皆さんの考えに
浸透するといいですね。

引用:アメリカ国立生物工学情報センター 学術文献検索サイト(NCBI)2013年
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23724695

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この研究で使われたツボ
Ki 3 (Taixi):太谿
Liv 3 (Taichong):太沖
Sp 9 (Yinlingquan):陰陵泉
LI 4 (Hegu):合谷
Ht 7 (Shenmen):神門
St 36 (Zusanli):足三里
Sp 6 (Sanyinjiao):三陰交
Ki 7 (Fulio):復溜
Lu 9 :太淵

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