2017-02-23

【鍼灸の抗炎症メカニズムを発見した韓国の研究】

鍼灸海外ニュースの宮﨑です。
抗炎症作用とは、体内の防御反応であり、その反応により痛みを引き起こすものです。
口内炎とかも、これに一応これに該当しますね。

仕組み的には炎症は、人間の体内を守るためにやってくれているのですが、それでも痛いのは結構面倒で不便なことですよね。

薬物療法では、抗炎症薬などを使って治療を行っています。
炎症反応というのは、多くの細胞などが関連して進行していき、次第に消えていきます。

しかし、抗原となる物質が一定以上存在した場合、その情が免疫系に受け継がれるのです。
人間の体は、外部から刺激を受けると、様々なサイトカインを産生します。

体の防御機構で、とても大切な働きをしているTNFですが、過剰な産生やネットワークの破たんにより、組織障害を起こしたり、病気の原因になることもあります。

通常、健康な人は免疫系のコントロールによって過剰な炎症を防いでいます。

神経系も、迷走神経の活性化によるマクロファージからのTNF遊離抑制を介して炎症が拡大するのを防いでいます。

マウス脾臓を使った研究などで様々なことがわかっており、現在も研究が進められています。
以前にも鍼灸が抗炎症の作用があるという研究をご紹介しましたが、今回はどのようにして鍼灸が抗炎症の効果をもたらすのかというメカニズムを明らかにした韓国の研究をご紹介します。
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韓国で行われた研究で、鍼灸が抗炎症作用があることが明らかになりました。

Lim氏らの研究により、ST-36(足三里)のツボに鍼灸の治療を行うことにより、TNF-α(腫瘍壊死因子アルファ)を下方制御し、抗炎症の効果をもたらすことがわかりました。

Lim氏らは脾臓と脳のTNF-α(腫瘍壊死因子アルファ)の値を研究しました。

ST-36(足三里)のツボを刺激することで迷走神経に影響を与え、抗炎症作用が期待できるということです。

通常の鍼灸治療と電気鍼の両方で研究した結果、どちらにも効果があったと報告されています。

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引用:Health CMI 2017年2月3日

http://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1714-acupuncture-anti-inflammatory-marker-found

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