2016-08-05

難治性の不眠症に鍼灸の効果が期待できる海外レポート

寝る女性

 

日本では
不眠症は一般成人の
約10%が悩まされ

最も有病率の高い
睡眠障害の1つと言われます。

東日本大震災の後に
一過性に不眠症が倍増しました。

不眠の症状である
・入眠困難
・中途覚醒
・早朝覚醒
などにより

・集中困難
・日中の眠気や倦怠感
・精神機能低下
・抗うつや不安感

など心身ともに
様々な症状を招きます。

最近では
不眠症が原因となり、

生活のQOLが大幅に低下することも
明らかになってきました。
不眠の原因は
・高齢化
・ストレス過多
・24時間社会

このような様々な原因が
挙げられます。

そして、睡眠薬の処方率は
増加傾向にあり、

2009年の一般成人の
1ヶ月処方率は3.5%
3ヶ月処方率は4.8%

というデータがあります。

さらに、多量の服薬をしている患者数も
増加傾向にあることが
問題視されています。

ここ近年、
睡眠薬の適切な使用や減薬に目を向け、
診療のガイドラインも作られています。

もともと日本人は
睡眠薬に対する
不安が強いとされていたため、

患者の不安を取り除きながら
減薬を目指した活動が
すすめられています。
今回紹介する研究では、
不眠症に鍼灸が効果がある
という結果が出ています。
この研究はThe People’s Hospital of Hangzhou Xiacheng Districtで行われたものです。

~~~~~
<方法>
90名の不眠症患者をランダムに2つのグループに分けました。
グループ1:体への鍼灸と耳への貼膏法を行う
グループ2:比較グループ

<結果>
効果率は下記のようになりました。
グループ1:98%
グループ2:77.5%

<結論>
体への鍼灸と耳への貼膏法は難治性の不眠症に効果があることがわかりました。

~~~~~

この研究は身体と耳に対して
アプローチをしています。

この結果から98%という
とても高い確率で

不眠症に対する効果を出しています。

ストレス社会と言われる現代は、
こういった不眠症やうつ症状に
悩まされる方がたくさんいます。

このような現代病に対して、
鍼灸が生かされることで、

薬の多量摂取などの問題が
見直されればいいですね。

今後の鍼灸への期待が
さらに高まりますね。

引用:アメリカ国立生物工学情報センター 学術文献検索サイト(NCBI)2010年3月
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20397457

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