2016-10-05

新たに不眠に対する中国の研究をみつけました

寝ている女性
以前にも不眠症に関する研究を取り上げましたが、

今回は睡眠薬よりも
鍼灸が効果があるという
中国の研究をご紹介します。

この不眠症は
日本では5人に1人

全体の20%の割合で
悩みを抱えているという
データがあります。

男女比にすると
男性が全体の約17.3%
女性が全体の約21.5%

そして、
全体の5%の人が
睡眠薬を服用しているようです。

しかし、
このデータは

実際病院に受診した
患者の数であるため、

隠れ不眠症といわれる
診断されていない患者を合わせると

割合がさらに上がると
推測されています。

医師が不眠症と診断するには
5つのポイント(原因)が
基準となるようです。
①身体的疾患に伴うもの
中枢神経疾患、循環器疾患、呼吸器疾患など

②生理学的不眠
時差ぼけ、交代勤務など

③心理学的不眠
精神的ストレス、恐怖体験など

④精神疾患に伴うもの
うつ病、統合失調症など

⑤薬理学的不眠
アルコール、降圧剤、インターフェロンなど
このように不眠症にも
このような区分があるようです。

このような区分によっても
対策法や治療法は異なりますが、

今回は、
睡眠の質に着目したような
研究が行われました。
「鍼灸・推拿ジャーナル」
2016年7月号に掲載された研究です。

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<方法>
68名の不眠症の患者をランダムに2つのグループに分けて研究を行いました。
グループ1:1日1度、週5回、4週にわたって鍼灸の治療を受ける

グループ2:1mgのエスタゾラム(睡眠薬の一種)を就寝前に4週間にわたって服用。
治療の前後にピッツバーグ睡眠質問票による睡眠の質を調査した。
<結果>

グループ1は全体的に睡眠の質が上昇した。
グループ2も睡眠の質は上昇していたが、入眠するまでにかかる時間と、睡眠時間はグループ1に比べ低い結果となった。
また回復率と効果率はグループ1の方がグループ2よりも高かった。
<結論>

鍼灸は安全で信頼性のある治療法で、エスタゾラムの投薬治療よりも不眠症に効果があるという結果となりました。
〜〜〜〜〜

このように、鍼灸治療により、
睡眠の質が上がるということが
分かってきました。

睡眠というのは、
職場や環境などの

様々な要因からおこる
ストレスなんかでも
睡眠の質は落ちてきてしまいます。

不眠症で悩み
服薬をしている患者だけでなく、

もっと睡眠の質を良くしたい
という要望にも

鍼灸の効果に
期待がかかってきます。

睡眠の質が
鍼灸治療で改善するという事実が

もっと知れ渡るといいですね。

引用:Springer 2016年7月

http://link.springer.com/article/10.1007/s11726-016-0935-1

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