2016-07-04

更年期障害のホットフラッシュに治療行ったアメリカの研究レポート

ホットフラッシュ

今回は更年期障害の
症状の1つである

ホットフラッシュ(火照り)への
治療が行われたという
研究のご紹介です。

更年期とは一般的に
閉経をはさんだ

45歳から55歳の
約10年間を指します。

更年期障害は
閉経に伴い女性ホルモンである

「エストロゲン」の分泌が
急激に減少することで起こります。

症状は
・肩こり
・疲れやすい
・頭痛
・のぼせや火照り(ホットフラッシュ)
・腹痛や腰痛
・不眠
・イライラ
・動悸や息切れ
・うつ状態
・めまい
など様々です。

更年期障害の症状の中でも
このホットフラッシュの発生率は
最も高いといわれています。

ホットフラッシュとは、
運動していないにもかかわらず
突然身体が熱く火照るものです。

真冬でも大量の汗が出たり、
頭に血が上ったような状態になり
赤ら顔になることもあります。

治療法としては、
薬やホルモン剤での
対症療法が主流となります。

日本よりも海外のほうが
ホルモン療法が進んでいるようですが、

今回は鍼灸での治療効果が
ノースカロライナ州での研究にて
発表されたのでご紹介します。

この研究は
ノースカロライナ州の
ウィンストン・セーラム
Wake Forest Baptist Medical Centerで
行われたものです。

〜〜〜〜〜

45〜60歳で過去3ヶ月に月経がなく、少なくともホットフラッシュ、または夜間の発汗が24時間に4回以上ある女性209名を対象に行われました。
グループ1:鍼灸を6ヶ月にわたって治療、治療後6ヶ月間は治療なしで追跡調査のみ
グループ2:最初の6ヶ月は鍼灸の治療なし、その後の6ヶ月間に鍼灸の治療を受ける

鍼灸の治療は、6ヶ月間にわたり20回行われました。
最初の6ヶ月が終了した時点で、グループ1の患者のホットフラッシュの回数が36.7%減少しました。反対に、グループ2の患者はホットフラッシュの回数が6パーセント上昇しました。1年後には、グループ1の患者のホットフラッシュの回数は29.4%の減少がみられました。これは鍼灸の効果が治療後6ヶ月続いていることを示唆しています。また後半の6ヶ月に鍼灸の治療を受けたグループ2の患者のホットフラッシュの回数は31%減少しています。
この研究の筆頭執筆者であるNancy Avis教授はこう語っています。「ホットフラッシュや夜間の発汗に対する非ホルモン治療はいくつも存在しますが、すべての更年期障害の女性に効く治療は今の所見つかっていません。鍼灸もすべての女性に効果があるとは言えませんが、今回の研究ではホットフラッシュの回数を減らすことができ、また効果が治療後も6ヶ月間は持続するということがわかりました」

〜〜〜〜〜

この研究で
ホットフラッシュの回数を
減らすという結果が出ています。

このように、
多くの女性が悩む
ホットフラッシュに対し、

薬やホルモン剤に頼ることなく
不安を取り除く手法の1つとして
鍼灸に期待が持てそうです。

こういった研究データは
我々、鍼灸師にとって
大切な資料の1つです。

今後も
より多くの疾患に対し

鍼灸の効果が期待できる
研究結果が見られると嬉しいですね。

引用:Medical News Today 2016年5月25日
http://www.medicalnewstoday.com/articles/310527.php

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