2016-08-10

偏頭痛予防に対する鍼灸の効果に期待が持てるアメリカの研究レポート

頭痛
以前に鍼灸が

偏頭痛の症状緩和に効果的である

という記事を紹介しました。
今回ご紹介するのは、
鍼灸が偏頭痛の予防にも
効果があるという研究です。

片頭痛の予防療法が
必要なケースとして、

・片頭痛発作が
月に2回以上ある方

・片頭痛によって
日常生活に支障が残る方

このような方には
片頭痛の予防療法が
勧められています。

予防をすることで、
・発作頻度
・発作時間
・発作重度を軽減させたり、

・急性期治療の効果の向上
・生活への支障を減らす

このような数々の改善が
期待できるようになります。

しかし、予防には
薬が処方されることが多いのが現状です。

使用される薬は様々ですが、
・β遮断薬
・カルシウム拮抗薬
・抗てんかん薬
・抗うつ剤などが挙げられます。

服薬による予防療法は
少なくとも2ヶ月は必要となり、

その後の様子次第で、
継続または量の調整をし

最終的に薬のない状態に
持っていくという方法です。
今回はこのような予防策として、
鍼灸治療による効果が
期待できる研究をみつけました。

この研究は
アメリカ・ミシガン州の

頭痛・神経学専門病院、
Michigan Head Pain and Neurological Institute
で行われた研究です。
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<背景>
偏頭痛はアメリカで女性のうち18%、男性の5%が悩まされている多因子性の脳の疾患です。
医療費、症状のために学校や仕事を休むなど、偏頭痛に対する直接的・間接的なコストはアメリカ全体で数十億円と言われています。
現在のところ、偏頭痛の発作の回数を少なくすることを目的とした薬は開発されていません。
そのため、鍼灸などの代替治療に期待が高まっています。

<結果>
この研究では、偏頭痛予防のための鍼灸の効果を検証する実験を行い、偏頭痛予防の投薬治療と鍼灸の効果を比較しています。

<結論>
鍼灸は少なくとも現在の投薬治療と同程度の効果があり、安全で、効果が持続し、コスト効率の良い治療法です。
これは患者の生活スタイルを変えることのできる価値のある医療効果があると言えるでしょう。

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この研究で、
鍼灸による治療の可能性が
広がっています。

投薬治療というのが、
本当に必要なのか

鍼灸の治療を通して
どこまで代用できるのかが

今後の課題になってきそうですね。

少しでも多くの患者が
薬を使わない治療が選べるように
なってくるといいですね。

前回は片頭痛の
症状に対する研究でしたが、

偏頭痛の症状を
緩和するだけでなく、

予防にも役立つというのは、

偏頭痛を持つ患者さんにとって
明るいニュースであると言えるでしょう。
引用:アメリカ国立生物工学情報センター 学術文献検索サイト(NCBI) 2015年3月
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25683754

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