2016-04-03

線維筋痛症に鍼灸が効果的である可能性

線維筋痛症 鍼灸検査では異常が出ない繊維筋痛症
あなたはご存知でしょうか。

関節や骨、筋肉が痛む病気です。
このような症状から一種のリウマチと言われます。

しかし、リウマチのような
関節の腫れや変形はないため、
検査では診断されないというのが特徴です。

この病気は欧米で1900年代あたりから
注目され始めました。

日本でも以前は結合織炎と言われていましたが、
ここ最近名前が変わり、
まだ日本では認知度が低く、情報も乏しいと言われます。

今回スペインの研究で
線維筋痛症に鍼灸が効果的である可能性を示した
という記事がロイター通信に報道されました。

線維筋痛症は原因不明の全身の痛みの他にも
様々な自律神経の症状を伴うことで知られています。

この病気は
凄まじい全身の痛みを伴うことが知られており、
原因が不明なため対処療法しかないのが現実です。

鍼灸では、
患者を独自の判別方法によって
気や血と呼ばれるエネルギーなどの過不足をチェックし
それぞれの体質に合わせて施術を行います。

今回スペインで行われた研究でも
このような東洋医学的な判別を行った上で
データが分析されたようです。

この研究では、

線維筋痛症の成人164名が参加し、患者は以下の2つのグループに分けられました。
また、20分の鍼灸9週間以上にわたって行いました。
処方されている線維筋痛症の薬は併行して服用しています。

・第1グループ:個人の症状に合わせた鍼灸を受ける
・第2グループ:ツボに鍼の入っていないチューブを使った模倣治療を受ける

という鍼灸を行い、その後の1年に渡り
アンケートや検診によって効果が評価されました。

その結果、開始後10週目の痛みの減少率は以下の通りです。

・第1グループ:41パーセント
・第2グループ:27パーセント

また、1年後の追跡調査の痛みの減少率でも
効果が継続していることがわかります。

・第1グループ:19パーセント
・第2グループ:6パーセント

 

対症療法しかない、とされている線維筋痛症に対し
約20分の治療を9週以上に渡って施すことで
このような結果が得られたというのは
ひとつの可能性を指し示すものとなるのではないでしょうか。

引用:REUTERS Wed Feb 17, 2016
http://www.reuters.com/article/us-health-fibromyalgia-acupuncture-pain-idUSKCN0VQ2VT

※当サイトは海外の鍼灸に関するニュース記事、研究レポート等を引用していますが、鍼灸等の効果効能を保証する、というものではありません。

この記事が役に立ったら「いいね!」してね

公式アカウントをフォローして更新情報を受取ろう

関連キーワード