2016-04-03

鍼灸と三陰交はエストラジオール(E2)をコントロールできるか?

更年期障害 鍼灸~更年期障害による不眠症に鍼灸が効果的、と報道される~

日本の女性の閉経を迎える年齢の平均は
およそ50歳前後といわれています。

閉経に近づくにつれて生理の間隔が
だんだん広がっていくことが多いようですが、
この閉経前の徴候としては個人差が大きく出てきます。

閉経前後の女性の身体は
ホルモンバランスの大きな変化によって
更年期障害と呼ばれる様々な症状で
悩まされる方が多くいます。

のぼせや、イライラなどは
女性ホルモンのうちのひとつ
エストラジオール(E2)が
これまでと同じように分泌されなくなることで
引き起こされることがわかっています。

また、それにともない不眠となり
うつ症状が現れる方も少なくありません。

そんな症状に悩む方にとって
鍼灸はひとつの選択肢になるかもしれません。

2016年2月10日にボストンの
NPR(公共ラジオ放送)のサイトに、

「更年期障害の不眠に鍼灸が効果」
という記事が掲載されました。

この記事では、

更年期のホルモンを整える働きを
過去に延べ2433名が参加した30件以上の実験データを
再調査した今回のメタ分析が掲載されました。

「産婦人科ジャーナル」に掲載されました。研究員たちは鍼灸と更年期の不眠解消に『確固たる関連』があるとして、「三陰交のツボに鍼灸を施術した時にエストラジオールレベルに変化がみられ、これが睡眠障害解消の要因となっている」と論証しています。
「鍼灸は代替治療もしくは統合治療として、更年期の睡眠障害の治療に追加されるべきだと考えます。また更年期の睡眠障害を希望する患者は、鍼灸師に三陰交のツボについて相談することをおすすめします。」

また、Dr. Chinは
「全体的には鍼灸が約21パーセントの睡眠障害を減少させる」
と言及しています。

更年期障害は個人差も大きく
症状も様々です。

また、数年に及ぶ人もいますが
一時的に過ぎ去る人もいます。

全ての人が鍼灸による施術が効果的ではないようですが
女性ホルモンの分泌を調整することができる
という可能性が示されたことは有意義ですね。

引用:wbur February 10, 2016
http://commonhealth.wbur.org/2016/02/acupuncture-for-menopause-related-sleep-problems

※当サイトは海外の鍼灸に関するニュース記事、研究レポート等を引用していますが、鍼灸等の効果効能を保証する、というものではありません。

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