2017-01-16

【鍼灸が嗅覚障害にも効果を発揮!】

鍼灸 嗅覚障害

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鍼灸ニュースの宮崎です。
嗅覚異常とは臭いが分からない、分かりづらい、本来のものとは違う臭いを感じるといった臭覚障害の症状が現れている状態のことを指します。

匂いを感じる経路のどこかに障害が起こることです。

匂いを正常に感じることができないため、同時に味もわかりにくくなります。

なので、多くの症状は嗅覚の定価ですが、匂いに過敏になる嗅覚過敏や、いい匂いなのに臭いと感じる嗅覚錯誤などの症状が出る場合もあります。

嗅覚異常が起こる原因としては、臭いが鼻の奥に届く、嗅覚が臭いを感知する、臭いを脳が照合・判断するという臭いを感じ取る3段階の仕組みのどれかが正常に働いていないことが考えられます。

臭いが鼻の奥に届かない場合は鼻炎など病気に罹っていることが多く、治療は基本的に投薬による改善を目指し、上手くいかない時には手術を行うことになります。

嗅覚が臭いを感知していない場合は鼻の奥にある末梢神経に炎症などによって異常が起こる状態です。

治療はホルモン剤の点鼻や漢方薬など様々ですが、ケースによっては年単位での加療もありうるので根気が必要です。

脳が臭いを判断しない場合は中枢神経の異常によるもので、脳腫瘍や脳梗塞などの病気に罹っている可能性があります。

治療は中枢神経の回復が目的となりますが、元の状態に戻すのは難しく、回復しないという事もありえます。

臭いが分からないのは深刻な事態です。

それだけ嗅覚は自身の健康や安全に関りが深いものとなっているため、異常に気付いたら手遅れにならないうちに早期治療をおすすめします。

この嗅覚障害に鍼灸が効果があるという研究を見つけましたのでご紹介します。
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鍼灸が嗅覚障害に効果を発揮するというTianjin University of Traditional Chinese Medicineの研究です。

この研究では嗅覚障害の患者10名に鍼灸の治療が行われました。
1日一回、7日連続で鍼灸の治療を行い、1日治療をお休みし、また7日の治療を行うというサイクルで、合計21回の鍼灸の治療が行われました。

患者のうち2名が完全に嗅覚が戻り、3名は医学的に非常に高い効果が認められ、4名は医学的に高い効果が認められました。
1名は特に改善が見られませんでした。
全体の効果率は90%という結果になりました。

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Health CMI 2015年12月25日
http://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1575-acupuncture-restores-the-sense-of-smell
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この研究で使われたツボ
Baihui, DU20:百会
Shangxing, DU23:上星
Yingxiang, LI20:迎香
Shanyingxiang(迎香の上部)
Tongtian, BL7:通天
Fengchi, GB20:風池
Hegu, LI4:

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