2016-10-27

便秘に鍼灸が効くというロイターの報道

犬のトイレ

以前にも便秘に関する
メタ分析のレポートを
ご紹介しましたが、

今回は1000名以上の
便秘患者を対象にした
研究をご紹介します。

正常な状態というものは、
・週に3回以上
・すっきりとした排便
・バナナ状

このような状態を指します。

逆に便秘の状態は、
・排便がない、回数が少ない
・排便してもすっきりしない
・コロコロ便

このような症状があれば
便秘と言えるでしょう。

便秘は大きく3つに分類され、

①弛緩性便秘

日本人に一番多いといわれる便秘です。

これは大腸の運動が
鈍くなることで起こります。

冷え性の女性が
なりやすい傾向にあります。

②直腸性便秘

これは便意を感じくくなっている
状態の便秘です。

我慢することが習慣づいている場合や
高齢の方に多い便秘になります。
③痙攣性便秘

このタイプの便秘は
コロコロ便の人に多いです。

大腸の筋肉が過度に緊張するため
便をうまく運ぶことが
できないタイプです。

このタイプは
便秘と下痢を繰り返す場合あります。
これらの便秘のタイプによっても
改善法が異なってきます。

今回の研究では
頑固な便秘が

鍼灸の治療が終わった後も
効果が持続することがわかりました。
〜〜〜〜〜
1075名の便秘患者を対象に研究が行われました。
患者は少なくとも3ヶ月以上にわたって便秘の症状があり、研究前2週間は投薬治療を中止しています。

患者は2つのグループに分けられて、合計28回の治療を8週間にわたって行いました。
グループ1:便秘に効果的なツボに電気鍼の治療をする

グループ2:ツボを外したダミーの鍼治療をする

8週間の治療後、グループ1の患者は治療前に比べ排便回数が平均で週1.8回増加しました。

治療開始から12週間後には排便回数が週に2回増加しました。
グループ2の患者も8週間の治療後は平均で0.9回の増加がみられました。
しかしながら12週間後にはそれ以上の改善はみられませんでした。
〜〜〜〜〜

便秘への治療というのは、
回数が明確なため、

治療の効果を
患者さん自身が実感しやすいですね。

このような
具体的なデータがあると

鍼灸に対するイメージも
変わってきやすいですね。
便秘に悩む方は
薬での治療に頼ってしまいがちですが、

薬による治療を続けることで、
身体本来の機能を
落としてしまうことになります。
少しでも身体への負担が少ない
治療を知っていただき

1人でも多くの患者が
鍼灸治療を受けやすい環境が
整うといいですね。
様々症状でお悩みの患者に
鍼灸治療の効果というものを

まずは知ってもらうことから
初めていきたいですね。

引用:Reuters UK 2016年9月13日
http://uk.reuters.com/article/us-health-constipation-electroacupunctur-idUKKCN11J2N1

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