2016-04-03

戦場の鍼灸師

戦場の鍼灸

戦場でも鍼灸が使われていたこと
ご存知でしたか?

アメリカ空軍の公式サイトに、

「痛みと懐疑心と戦う戦場の鍼灸」
という記事が

2014年3月7日に掲載されました。

今回はこの記事について
ご紹介させていただきます。

この戦場の鍼灸とは、
耳の5カ所のツボに小さい鍼を刺して
痛みを治療するものです。

東洋医学では、足つぼに反射区があるのと同様に
耳にも反射区というものが存在します。

このような反射区は
全身の状態を表しています。

反応の出ている反射区に小さな刺激を入れることで
身体に出ている反応を
調整することが可能となります。

最近、日本では、
耳つぼダイエットというものが
話題になっていますね。

この耳つぼを使った治療が、
戦場の上でも活用されているようです。

耳に使う理由としては以下があげられます。

・船や飛行機の上などでも治療が可能

・緊急時に対応できる

・治療後にヘルメットや制帽を
かぶることができるという利便性が高い

・鎮痛剤に伴う眠気やめまいなどの
副作用なく痛みを治療できる

このような多くのメリットがあることから、
鍼灸の技術が米軍に
活用されているそうです。

ジョージア州ロビンス空軍基地の第78医療師団の医師たちが、2014年3月1日に新しいトレーニングを受けました。それは基地内の病院で新たな鎮痛の治療法、「鍼灸」のトレーニングでした。

~中略~

この戦場の鍼灸は、耳に5つの小さい鍼を刺して2〜4日間置く痛みのない治療として知られています。治療後数秒で効果が現れると言われており80〜86パーセントの患者が効果を示し、中には劇的な反応を示す患者もいます。

という記事が紹介されています。
すごい確率で患者さんに効果が出ているのがわかります。

またこの記事の終わりには

「鍼灸自体を受けるのが初めてで疑っていましたが何年も痛みと戦ってきて、薬なく痛みが取れたのは初めてだったので今では、鍼灸は痛みに効果があると信じるようになりました。」

そんな言葉で締めくくられています。

おそらく古代の中国や戦国時代でも
鍼灸師が兵士を治療するということは
行われてきたものと考えられます。

また、戦場のような過酷な環境においても
鍼灸が効果を出せる、という証明かもしれません。

しかし、鍼灸師としては複雑な気持ちになりますね。

引用:AFMC 3/10/2014
http://www.afmc.af.mil/news/story.asp?id=123402789

※当サイトは海外の鍼灸に関するニュース記事、研究レポート等を引用していますが、鍼灸等の効果効能を保証する、というものではありません。

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