2017-03-20

【鍼灸が脳のグルコース代謝を上げる】

鍼灸 アルツハイマー
徘徊や記憶障害、相手のことが認識できなくなるなど、できればかかりたくない病気の一つがアルツハイマー型認知症です。

長寿高齢社会が進行するにしたがって、アルツハイマーになるお年寄りが増えていますよね。

近い将来、65歳以上の高齢者の5人に1人はアルツハイマー患者になると推測されています。

原因がわかれば病気になるリスクを下げることも可能ですが、実はアルツハイマーになるメカニズムは完全には解明されていません。

しかし、研究によって少しずつその原因がわかってきました。

アルツハイマーは、脳にアミロイドβタンパクという物質が増えることで起こると言われています。

この物質が溜まった脳では、インスリン機能が正常に働かないので、グルコースからエネルギーを取り出すことができません。

インスリン機能が関わっているので、アルツハイマーは脳の糖尿病とも言われているのですね。

その性質上糖尿病の患者は罹患リスクが上がるので注意しましょう。

糖尿病対策と似た方法が予防にもいいので、有酸素運動をしたり、食事に気を付けるといいですね。

他の原因としては脳卒中や高血圧なども関連していることがわかっています。

アルツハイマーの治療薬はいくつかありますが、いずれも薬の副作用で体調不良になることもあるので、様子を見ながら投与していけなくてはいけません。
以前にも認知症について取り上げたことがありますが、今回は認知症のひとつアルツハイマー病に鍼灸が効果があるという記事をご紹介します。
アルツハイマー病の原因は脳内のグルコースであると言われています。
鍼灸が脳のグルコース代謝を上昇させアルツハイマー病に効果がある、という研究を見つけました。

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Beijing University of Chinese Medicineにて、アルツハイマー病のラットに鍼灸の治療を行いました。
アルツハイマーに効果があると言われる3つのツボに電気鍼の治療を行いました。
アルツハイマー病には脳の海馬のグルコースの代謝が大きく関与する、ということで、頭皮の3つのツボが選ばれました。

ラットに1日1度、20分の治療を5日連続で行ったところ、空間記憶が改善しただけでなく、海馬のグルコース代謝が増進する、という結果になりました。

このことから、鍼灸が脳のグルコース代謝を上げ、アルツハイマーに効果があるという可能性が示されました。

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引用:Health CMI 2017年2月24日

http://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1719-acupuncture-for-alzheimer-s-memory-and-brain-function
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この研究で使用されたツボ
DU20 (Baihui):百会
Yintang (MHN3):印堂
DU26 (Shuigou):人中

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