2017-01-05

【ハーバード発!子宮内膜症の痛みに日本の鍼灸が効く!】

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【ハーバード発!子宮内膜症の痛みに日本の鍼灸が効く!】

女性特有の病気の中でも発症するが多いのが子宮内膜症です。
子宮内膜症は本来、子宮の内側にしか出来ない子宮内膜が子宮の外側にある子宮内腔外に生育してしまうことで、痛みなどの不快な症状を引き起こす病気です。
多くの病気が加齢によって引き起こされやすいのですが、子宮内膜症は、20~40代の比較的、若い年齢の女性が発症しやすいという特徴があります。

人によっては10代後半でも発症することがあります。
明確な発症原因はまだ判明していませんが、若い年齢の女性の発症率が高いことや初潮前には発症しないこと、閉経後には症状が軽くなることなどから女性ホルモンのエストロゲンが関係していると考えられています。
そんな子宮内膜症の特徴的な症状として挙げられるのが月経時の強い痛みです。
健康的な月経ではほとんど痛みがないとされていますが、子宮内膜症を発症している場合、痛み止めを飲んでも効果がないほど、激しい痛みを感じることが多いとされています。
こうした特徴的な症状である子宮内膜症の痛みについて知っていれば、以前と比べて生理痛が酷くなったという場合に、この病気を疑うことができるといえます。
ですので、これまで耐えられないほどの生理痛を感じることがなかったのに痛みを強く感じるようになったというのであれば、子宮内膜症を疑って病院で診察を受けた方がよいでしょう。

以前にも子宮内膜症の痛みに鍼灸が効果があるという研究をご紹介しましたが、今回はハーバード大学医学部で日本式鍼灸が子宮内膜症の痛みに効果があるという研究をご紹介したいと思います。

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<方法>
腹腔鏡にて子宮内膜症と診断され、骨盤の痛みを持つ13ー22歳の女性患者18名を対象に研究を行いました
患者がはランダムに2つのグループに分けられ、8週間に渡って16回の治療を行いました。
グループ1:日本式鍼灸の治療を受ける
グループ2:偽鍼灸の治療を受ける

<結果>
11ポイントのスケールを使って痛みを調査した結果、治療から4週間後にグループ1の痛みが平均4.8ポイント減少したのに対し、グループ2の痛みの減少は平均1.5ポイントでした。
また、HRQOL(Health-Related Quality of Life=健康に関する生活の質)のすべての項目で、グルプ1の数値がグループ2を上回るという結果になりました。

<結論>
このことから、日本式鍼灸は若年層の子宮内膜症の痛みに安全で効果がある治療だということができます。

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引用:アメリカ国立生物工学情報センター オンライン論文アーカイブ(PMC)2009年10月
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2610346/

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